GWが明けてすぐというタイミングですが、有休をもらってAWS Summitに行ってきました! まあ、オンライン開催なのでずっと自宅でセッションを見てただけなんですけどねw
僕がAWSを使い始めたのは今から4年近く前で、AWS Summitには2019年に一度だけ行ったことがあります。その時は他社の事例などを聞いてもあまり理解できませんでしたが、果たして今年はどうでしょうか?
イベント・企画内容
昨年に引き続き今年もオンライン開催となりましたが、オフラインの時と同様のイベントや企画が行われていました。タイムテーブルに従ってライブ配信のセッションが行われる一方で、いつでも見られる事例セッションやパートナーセッションなどのブレイクアウトセッションがあります。ライブトークやお馴染み(?)DeepRacerが行われるDeveloper Zoneや初心者向けのハンズオンも健在です。僕は今回はライブ配信だけをまったりと聴いていました。
基調講演
AWS Summitの始まりはもちろん基調講演です。
すると突然、平井デジタル改革担当大臣からのメッセージが! オンラインならではですね。
クラウド活用と聞くと技術的なことがメインだと考えがちですが、実際にはそれ以外のウエイトが大きいようです。自分はまだまだ技術視点ですねぇ。
ちなみに公式アカウントからのいいねが付きましたw
そしてそのためにも人材が重要。いいねが付くあたり同様に考えている人は多そうです。
あと、全く意識していませんでしたが、AWSを使うということはサステナビリティへの貢献にも繋がるんですね。
ライブ配信セッション
それ以降はずっと何らかのライブ配信セッションを見ていました。
AWS Leaders’ Voice スペシャルセッション#1 エンジニアにとって魅力的で楽しい会社をどう創るか ~ 経営者としてのCTOの役割とは
僕はCTOでもなければリーダーですらありませんが、生意気にもこんなのを見ていましたw ここでも人材がテーマになっていて、どんな人材が望まれるのか、人材の確保と定着にどんな工夫をしているのかなどが話されていました。後半ではエンジニア×経営者であるCTOの仕事の魅力についても語っていて、僕もビジネスに入っていけるよう明日から他部署とのコミュニケーションを増やそうと思いました。
コロナ禍に躍進した星野リゾートの IT 戦略 ~コストカットと事業拡大を両立する AWS 活用術~
前職での先輩がスピーカーだったので見てきました。コロナ禍で大変な観光業界ですが、星野リゾートは早期から18か月の生存戦略を打ち出し、徹底したコストカットとそれによって浮いた予算での投資を行なってきたとのことです。
今までやりたいと思っていたけどリソースがなくてできなかったことに取り組む機会が生まれ、それが成功したことによって信頼を得て更なる投資を受けるという、まさにピンチをチャンスに変える姿勢が素晴らしいです。
AWS Lambda を攻撃してみた ~サーバレスのセキュリティの考え方~
パッと見問題のありそうなタイトルにひかれて視聴w マネージドサービスのLambdaであっても不備があるとcredentialsの不正取得に使われて色々大変なことになるよ、それを防ぐためにもアプリケーションが自信を守るRASPというのが重要だよ、という話のようです。何となく想像できるようなできないような感じなので後で調べてみたいと思います。
データサービスの多様化と、オルタナティブデータ活用の最新動向
こちらはさらに知らない話でしたw どうやら資産運用の世界には誰でも参照できる伝統的なデータの他に、企業が独自に作成するオルタナティブデータというのがあるらしく、それを使ったビジネスについて話されていました。データの利活用はほんのりと分かる気がしますが、それに対してもAWS Data Exchangeという対応したサービスが存在することに感心しましたw
ドコモCCoEのコスト最適化の取り組みについて
最後は僕にもよく分かる話。コストの最適化と聞くとスポットインスタンスを使うなどの料金モデルに目が行きがちですが、それよりも影響の大きいアーキテクチャや自動化を先に見直した方がよいという内容で、他にも具体的なプロセスやツールについての話がありました。
他にも色んなセッションを見て、普段の業務で使う・使わないに関係なく色んな話を聞いてきました。たまには仕事を離れて周辺の技術やビジネスを知るのも楽しいですね。
AWS Summitは2日目もありますが、さすがに明日は仕事に戻りますw AWS Summitに行く人はぜひ楽しんできて下さい。それでは!