今年も確定申告の繁忙期が終わりましたね(一応まだ新型コロナによる延長の期間内ですが)。昨年に引き続き僕も会社員ですがe-Taxから確定申告してみました。
申告内容はふるさと納税だけなので「ワンストップ特例制度で済ませればいいのに何をわざわざ…」と思うかも知れませんが、今回は納税先の自治体が5箇所を超えたので確定申告が必要なケースにちゃんと当てはまっていました!(当てはまっていなかったとしてもワンストップには別の面倒臭さがあるので、確定申告は十分検討できる手だと思っていますが。)
昨年もe-Taxでの確定申告は行っているので今年は楽勝…と思ったのですが、いくつか困ったことがあったので書いていきたいと思います。期限は過ぎているので今年はもう誰の役にも立たないと思いますけどねw
iPhoneではChromeに対応していなかった
僕はiPhoneを使っていてデフォルトのブラウザをChromeにしているのですが、まずiPhoneでは確定申告書等作成コーナーがChromeに対応していないようで、Safariをご利用くださいという警告が表示されました。
それに従ってSafariでアクセスし直して手続きを進めていると、マイナポータルでマイナンバーカードの情報を読み取った後に元のSafariの画面ではなくChromeに遷移してしまい、うまく先に進められませんでした。
デフォルトのブラウザを一時的にSafariに変更して回避できましたが、複数ブラウザ対応が大変なことは分かりつつも、やっぱり少し不便に感じてしまいますね。
接続障害が発生した
既にご存じの方も多いと思いますが、元の期限間近の3/14~15にかけてe-Taxで接続障害が発生していました。
僕は期限の1日前の3/14の夜に手続きを進め、見事にこの障害とぶつかってしまいました。具体的には最後に署名をして送信するところが何度もエラーになり、その度にマイナンバーカードの署名用の長いパスワードを入力し直さなければならなかったのが面倒でした。やはり直前はアクセスが集中するということで、来年は期限の2日前には済ませようと思いましたw
所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続が必要だった?
一番悩んだのがコレ。確定申告を行う少し前に引っ越しをしており、その場合の申告先は引っ越し後の税務署であることは調べればすぐに分かったのですが、同時に出てきたのが「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続」という長ったらしい名前の届出が必要というものでした。
引っ越し前に必要な手続きを調べた時にはこんな届出は出てこず、役所で手続きを行った時の案内にもなかったのですが、もしその届出が本当に必要だとしたら引っ越し前の住所の税務署で行わなければならず、何よりこれに気付いたのが期限の前日だったので、有休でも取らない限りはもう手遅れという状況だったのです。
こんな届出は今までにしたこともなかったですし、おそらく会社員ではなく個人事業主などが必要なものなのではと思って色々と調べたのですが、決定的な記述は見付けられず。ただ、この届出が影響するのは税務署から何かの通知書が送られる時だけで、実は提出しなくても大した問題はないという記事があったので、多分致命的な問題は無いんだろうなと思い、引っ越し後の住所でしれっと申告を済ませてしまいました。
果たしてこれで良かったのかは今になってもはっきりしませんが、つい先日マイナポータルに還付金の振込先の口座に関するお知らせが届いたので処理自体は進んでいるようです。今回はもうこれ以上調べる気はありませんが、また次に引っ越しする時が来たら改めて調べてみましょうかね。
途中で悩んだりエラーで進まなかったりした時間はありつつも、今回の確定申告も1時間くらいで済みました。今年もふるさと納税はまず5箇所を超えるので、来年は30分くらいでパパっと終わらせられるよう頑張りたいと思います。いや、年に一度のことなのでそんなに意識しては頑張りませんw