転職活動前にAWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナル(以下DOP)を取得していましたが、新しい会社での業務が始まる直前の5月10日(日)にソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(以下SAP)にも合格することができました!
どんな資格?
AWS(Amazon Web Services)の12個ある資格の中で最も難しいと言われている資格で、試験ではその名の通りAWSの数多くのサービスを用いたアーキテクチャについて問われます。有効期間は3年で、資格を持ち続けるには期間内に再認定を受ける必要があります。
どんな試験?
選択式の計75の問題を180分で解くのはDOPと同じですが、それよりも文章量がやや多く、知識の他にも集中力や慣れが必要となります。試験の会場や日時は自由に選べ、試験直後に合否が判るのも特徴です。
合格点は1,000点中750点以上。DOPと同様に100~1,000点のスケールドスコアモデルが使われており、出題される問題は予め用意された中からランダムで選ばれるようですが、それによって有利・不利が出ないよう調整されているみたいです。
勉強前の状況
- 実務経験は約2年
- ソリューションアーキテクト – アソシエイトは約1年半前に取得済み
- 実務で行なったのはサーバーレスアーキテクチャの開発が主
- EC2やVPCなどは触ったことがあるくらいで実は弱い
- インフラやネットワークの知識も無くはない程度
実際にやった勉強
期間としては4月上旬~5月上旬の約1ヶ月ですが、勉強時間は4月は転職活動を優先したので1日1時間程度、5月も平均すると1日3~4時間程度で、合計50~60時間くらいだったと思います。
勉強方法はDOPの経験を踏まえてUdemyの講義と模擬試験を主軸にしました。
- Ultimate AWS Certified Solutions Architect Professional 2020
- AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam
他は公式のサンプル問題と模擬試験くらいで、今回はホワイトペーパーなどは全く読みませんでした。(なんか分かりづらいんだもんw)
5月4日にUdemyの模擬試験を解いたところ(時間はオーバーしていましたし、そもそも休憩をはさみつつ取り組んだのですが)73%の結果が出て、8日の公式の模擬試験でも75%を取れたので、ワンチャン合格できるんじゃないかと思ったのが受験を決意した動機です。(直前過ぎるw)
しかし本番前日の9日にUdemyの2つ目の模擬試験を解いたところ、64%という結果で一抹どころじゃない不安が残りましたが、勢いに任せて本番を受けてきました。
試験結果
既に掲載している通り、777点という縁起が良いながらもギリギリの点数で合格できました!
DOPの時と比べると前日もちゃんと眠れて体調は良かったのですが、最後の15問くらいは集中力が切れてしまってしんどかったです。またいつものことながら残り時間はギリギリで、見直している余裕なんてありませんでした。問題の難易度も公式の模擬試験よりは多少難しかった気がします。
やはり講義を受けて各サービスの知識の基礎を作った後は、ひたすら模擬試験をこなすのが効率の良い勉強法だと思いました。慣れによって素早く回答できるようになりますし、不足していた知識も基礎の上にどんどん乗せていくことができます。今回使ったUdemyの模擬試験には4回分(300問)の問題がありましたが、今回は2回分しか解かなかったのでかなり無茶したなと思ってます。
ちなみに本来なら転職先が決まってから仕事が始まるまでの間は、最後の自由時間ということで色々と遊び回るつもりでした。それが新型コロナの自粛のせいで全く何もできなくなってしまったので、ある意味コロナのおかげで勉強でき、合格できたとも言えますw
本当のプロフェッショナルはこれから!
こんな感じでDOPに続いてSAPも取得でき、新しい会社での業務を万全の状態で始めることができました。知識面もそうですが、難しい試験をパスできたということで自信を持てたのが大きいですね。
しかし、今はまだ資格を取れるだけの知識を取り急ぎ身につけただけで、実践でそれを発揮する本当のプロフェッショナルになるのはこれからです。今後も勉強を続けて実力をつけていきたいと思います! 再認定の時はもっと楽に合格できるようになりたいなw それでは!